ボロボロ日記

オタクの生き様

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自分に敗北し、殺人ピエロになった

どんな1日を過ごしたら日記にこんなタイトルをつけるんだ

 

 

 

 

 

 

まず今日の昼頃、三年連続で出場した大会で初めての予選負けをしたのである。

 

 

 

何に負けたかと言えばビブリオバトルという大会参加者各々が選んできた本を順に紹介していき、

《1番読みたくなった本を決める》

大会にて負けてきたのだ。

 

勝敗の付け方はバトラーと呼ばれる本を紹介する人達のプレゼンをオーディエンスが聞き、読みたくなった《本》に投票し、1番票が多かった者が勝者となる至ってシンプルなルールだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて

 

例年に比べ、バトラーのレベルの高さなどもあったのだが、

「順番じゃんけん全敗でトップバッター」

「オーディエンスが小学生と主婦層」

「持ってきた本は政治の本」

 

これらが何を示すかもうお分かりであろう。

予選にて初めて大敗したのだ。

 

ゲロ吐きそう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ

 

どんな状況であっても勝負というものには言い訳せず全力で挑むものであり、勝敗は全て自分の力量によるものである。

終わってから何かを言うのは三流以下である。

こうやってうだうだ言うのはもう止めて、次への糧にしようと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

んなこたぁ〜〜分かってんだよ!!!!!!!

 

俺は今からキレるぜ!!!!!!!

 

ビブリオバトル、前々から思っていたのだが本当に《本》に投票しているか????

身内をゾロゾロ連れてきて自身に投票させるのは気持ちいか??????

公式ルールは再三《本》に投票しろと言っているがそういったスポーツマンシップはどこまで通用しているんだ?????

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……まあそれらは置いておき、今回の負けた要因の一つとして

24歳の僕がオバマ大統領のスピーチライターに!?」という本を選んでしまったのもある。

 

安直に、うきうきわくわく馬鹿でもわかるドンデン返しのフィクション本を持っていけば良かったのに何故かトチ狂って自分が面白いと思った本を持って行ってしまったのだ。

私が選んで持っていった本には罪は無いし、負けたのは確実に面白い本であるのにその魅力を半分も伝えれていなかった私の力量不足にあると思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“私は話をするのが好きだしそこそこ上手い”

という自負はあった。

裏付けとして同大会にて同じ学部の100人弱を倒し予選を突破したこともある。有名大学の弁が立つ人を倒したこともある。

様々な交流にて経験値を積んで、上手い話をする人の技術を吸収し自分のものにしていたと思っていた。

 

しかし、結局私は狭い世界で行われるハイエンドな会話術を“上手い話をする技術が上がった”勘違いしていたに過ぎなかったのである。

 

環境や運では無く、

私はそんな甘い考えを持つ自分に負けたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして、アメリカ国民の心を掴み取った男の本を紹介する男は、誰の心も掴むことは出来なかったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ…本当に情けない話だが、心の何処かで力量不足では無く、連れてきた人達による組織票により敗北したのだとしたら俺はとんだピエロなのではないか?

という考えが頭から離れない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピエロ…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

じゃあピエロに学ぼう!!

 

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という事で映画『ジョーカー』を観に来た。

 

 

 

 

 

レイトショーなのに席は満員御礼。大人気

事前にネットでネタバレ無しではあるが感想を聞いてしまったので、少しハードルが上がった状態で観ることとなった。

 

 

しかし上映終了後、自身の持つハードルは軽く超えていったと感じた。

 

終始陰鬱な内容が続き、共感性羞恥を揺さぶるような出来事の数々。

最悪な出来事が何度も何度も起こることにより、誰でも無い不幸な男がジョーカーに様変わりしていく様子は素直に痛快であった。

 

 

ラストの盛り上がりのシーンは思わずピエロのようにニッコリしてしまいそうになった。

 

 

ダメな人はメンタルがやられそうな映画ではあったが、私自身はヴィランの王道を征く映画であると思うし最高に楽しめた。

本筋はストレートながらも細部の表現が本当に繊細で美しさまであった。

 

 

 

ぶっちゃけジョーカーには1ミリも共感はしなかったが、兎に角にも爽快映画であることには変わりないと思う。

おススメだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして結局ピエロからは何が学べたのかと言うと、

苦しい時は苦しくていいし楽しくなったら笑っちゃって良い!というものだ

 

 

学び通り、普通に良い映画を観て嬉しくなったので殺人ピエロと同じ笑顔をしながら深夜の街を歩いて帰っていった。

 

 

 

 

 

 

 

以上のことから今日私は自身に敗北し、

殺人ピエロとなった。

 

 

 

終わり

 

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