ボロボロ日記

オタクの生き様

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昭和ゴジラ15作品視聴完了したよ

題の通り観終わった。

私は特撮作品が好きで様々な作品を観てきたのだが、ゴジラは何故か通ってこなかったのでアマゾンプライムビデオゴジラシリーズが全作品追加されたのを機に一気に視聴した次第である。

 

今回は昭和ゴジラの感想とおススメ作品を紹介していく。

 

 

【感想】

今回昭和ゴジラ一気見をするまでは視聴した上でしっかりと記憶に残っているゴジラシリーズが「初代ゴジラ」と「シンゴジラ」だけだった。

そのため私の頭の中には人類が何もできずにただただ力の限り暴れる天災としてのゴジライメージがあったのだが、昭和ゴジラのコミカルさにはその考えを正面から壊されてしまった。

 

まず昭和ゴジラの基本技がしっぽ振りと石蹴りにプロレスとポケモンの初期技みたいな構成なので、どうにも恐怖や畏怖よりかは愉快な人類の味方みたいであった。また代名詞でもある熱光線は結構もったいぶる上に石を使った戦闘が多めなのも驚いた。仮にも怪獣なのに石がメインなのってどうなのよ。

後無印初代以外では割と人間の力でなんとかなる場面や人間の味方として登場することがままあった。怪獣王としてのプライドは無いのか。

 

また毎作ベクトルは違えど怪獣をなんとかしてしまう超科学力兵器が出てくるのもコミカルな感覚に陥る原因だと思う。ただ、怪獣を操る装置を地球人も宇宙人も開発してしまった時は逆に結末が読めなかったりと楽しい一面もあった。

 

初代以降は必ずゴジラ以外にもゲスト怪獣が出てくるのは中々面白いと思う。

一気見したということもあり今回はどいつだ!といった楽しみ方が出来たためである。

だが度々出てくる宇宙人のコスチュームが毎回銀色のストレッチマンなのは如何なるものかと。 

 

 

 

 

 

 

 

【おススメ】

 

ゴジラ」(無印)

第一作目

これは流石に外せない。ぶっちゃけゴジラ語るのならこの作品を見るだけでもいい気がする。

戦後すぐに制作された作品ということもあり当時の日本を感じられる歴史資料的側面もありつつ、恐怖や畏怖としての真のゴジラを体感できる。

度重なる水爆実験により現れたゴジラ放射能汚染をしながら日本を破壊し進む怪獣に対し日本はどうなっていくのか、どう解決していくのか。といったストーリー。

人間のエゴイズムから生まれた怪獣に日常を壊されるというメッセージ性を感じつつ、戦後の日本ということも踏まえて観てほしい作品だ。

 

後映像が荒いが特撮の技術が高いことが重なり違和感なくゴジラが映し出されている。そのため昭和後期の作品よりリアリティが高く感じられるぞ。

都市破壊シーンは必見だ!

 

 

 

 

 

ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘

第七作目

変なチョイスかもしれないがこれにはれっきとした理由がある。

単純に人間パートが面白い、これに尽きる。

ゴジラシリーズはとにかく人間パートいる?????といったぐらいお粗末なストーリー仕立てであることが多い。そんな中今作はドラマパートのキャラクターたちはしっかりとキャラ立ちしているし、肝心の怪獣たちも人間の手ではどうしようも出来ない強大な存在として出てくるので満足できる内容となっている。

 

ただモスラが全然働かないので実質ゴジラVSエビラである。

まあ人間によって祈られても全然動かないモスラというのも強大な存在として見れなくもないので働かないのは理にかなっているのかもしれない。

いや戦えや

 

 

 

 

 

怪獣島の決戦 ゴジラの息子

第八作目

とにかくゴジラの息子のミニラが可愛い。すっごくかわいい。

初見の見た目こそなんだこのクッソキモイ怪獣!?となるが視聴開始すぐに愛らしく見えてくるだろう。とにかく考えや行動が幼児そのものだからだ。また今まで天災であったり地球の味方であったりしたゴジラが確かな”父”として行動するのも必見だ。

 

ラストシーンはゴジラシリーズの中でも屈指の名シーン、泣ける。

可愛い怪獣という新境地を体感しよう!

 

 

 

 

 

怪獣総進撃

第九作目

キングギドラゴジラ筆頭に歴代の怪獣たちがボコボコにする映画。

いっぱいかいじゅうがでてくる!

たのしい!!

 

ストーリーは滅茶苦茶なのでアレだが単純にオールスター系のお祭り感が楽しい作品だ。頭空っぽにして楽しもう!

 

 

 

 

ゴジラ対メカゴジラ

第十四作目

メカゴジラがかっこいい!!!!!!!!

専用BGMを引っ提げ登場した新キャラクターメカゴジラゴジラを観たことない人でも一度は耳にしたであろうこのロボだがそれがまあ強いのだ。最高。

ゴジラを追い詰めた怪獣や化学兵器は今までの作品でも数多登場したが、その中でもメカゴジラはトップクラスの追い詰めをしたといっても過言では無いぐらい大暴れする。

 

後戦闘シーンも観ていて楽しい。

今までの怪獣たちは石投げや鱗粉、良くてビームだけだったがメカゴジラの多彩な攻撃は特撮の良さが存分に詰まっていると思う。

 

ただ一緒に登場する怪獣、沖縄の守り神キングシーサーは存在が面白いので面白映画としてもポイント高い。

でっかいシーサーが二足歩行しながらゴジラと協力してメカゴジラを倒すのでもう滅茶苦茶である。

 

 

 

 

 

 

 

【最後に】

昭和ゴジラシリーズ通して観てみたが、昭和の時代背景を色濃く残した特撮映画という他には無い映像作品だったので新鮮な気分で楽しむことが出来た。

その一方あまりにショボいセットやヤバい演技に支離滅裂なストーリーも各地に散在していた。まあそれもゴジラシリーズの醍醐味かもしれない。

 

次は平成ゴジラシリーズを視聴していきたいと思う。どんなキワモノ映画が出てくるのか楽しみである。

 

おわり

 

 

ゴジラ

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